このサイトでは、鴻上尚史(こうかみしょうじ)の紹介を中心に、 彼の今までの生きてきたプロセスや主催した劇団、「第三舞台」について、そして彼の著書について述べています。
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鴻上尚史について関心を持っていただければ幸いです。
02 鴻上尚史の経歴
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「第三舞台」での活躍
「第三舞台」は世間の小劇場ブームの中で数多い小劇団の中の1つとして発足しましたが、発足当時から異色を放っていたことは言うまでもありません。
学生上がりの若造がやっているとは思えない、鴻上の「現在」への真剣なまなざしは多くの人々の心を魅了し、彼に着いてゆきたいと思う多くの若者を集めました。
人生を語るにはまだ早すぎる年齢であるにも関わらず、人生を真摯に見つめ、演出する能力を兼ね備え、新しい演劇の世界を切り開いたと言っても過言ではないかもしれません。
岸田國士戯曲賞の候補として何度も名を挙げられながらも、受賞したのは1995年の「スナフキンの手紙」が初になりました。
シェイクスピア等の戯曲と比べると軽率とも誤認されそうな作風が受賞に至らなかった理由とされています。
しかし、私は彼の作品には、その当時の流行なども取り入れられており、見るものを鴻上の世界に引き込みやすいように工夫されていたのではないか、と感じています。
観客へのおべっかでもなく、軽率などではましてやありません。戯曲を書くのには、いちばん遠い場所からアプローチするのが一番良い表現方法だと言われています。それは、突然主題を最初に言ってしまう戯曲が多々ありますが、それではプロセスに意味がなくなってしまいます。
プロセスがあって、それを通してテーマが見えてゆくそのプロセスは、観客の芝居を見てどう考えるか、ということです。
鴻上はその方法をとっていたのではないか、と私は思います。