このサイトでは、鴻上尚史(こうかみしょうじ)の紹介を中心に、 彼の今までの生きてきたプロセスや主催した劇団、「第三舞台」について、そして彼の著書について述べています。
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鴻上尚史について関心を持っていただければ幸いです。
02 鴻上尚史の経歴
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「演劇とは何か?」
鴻上が「第三舞台」を大きな「企業」として拡大させ、劇団員のプロモーションにも尽力を尽くす中で、彼はひとつの変化を遂げます。
大学卒業から演出家として、劇団を大きくすること、そして団員の生活を守れるだけの団体になることを目標に歩んできたこの約20年間で、もはやそれを達成させた彼の次なる目標は何か、そもそも演劇とは何かについて考えるようになりました。
劇団員各々の活躍も「第三舞台」の枠を越えていって、スケジュールの確保も難しくなってきてしまった中で、彼は「演劇とは何か?」を考え始め、そして「第三舞台」の10年間の封印ということになりました。
彼は「第三舞台」の他に、"KOKAMI@network"というプロデュースユニットも立ち上げて演出家としての活動の枠を広げていましたが、そこにも彼が求める答えはなかったようです。
そこで彼は1年間のイギリス留学をすることになります。
「スナフキンの手紙」の一節に、「沈没は、自分で旅をした者にのみ起こる」という節がありますが、それは当時の自分のことを言っていたのではないかと思えてなりません。
彼自身がその当時、目標を見失い、あがいていたのではないだろうか、と思えるのです。そこで彼が再び見出した目標が、「演劇の真髄を極めること」だったのではないでしょうか。