このサイトでは、鴻上尚史(こうかみしょうじ)の紹介を中心に、 彼の今までの生きてきたプロセスや主催した劇団、「第三舞台」について、そして彼の著書について述べています。
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鴻上尚史について関心を持っていただければ幸いです。
05 第三舞台の経歴
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「第三舞台」10年間の封印へ
1991年には海外進出も果たした「第三舞台」ですが、鴻上のプロモーション活動により劇団員の知名度も格段に上がり、他の演出家の舞台にも出演するようになってゆきました。
その結果、鴻上がかつて目指していた生活も支えられる能力のある劇団という目標は達成できましたが、いままでの「必死さ」に代わって、「演劇とはなにか?」について考えるようになったといいます。
生きることに必死だった時の人間に哲学や芸術が生み出されていったのも、生きることへの「必死さ」に代わって、「人生とは何か?」について考えるようになった結果であると思います。
劇団の名世間に知らしめること、団員各々の知名度を上げること、そしてそのために芝居の完成度を高くし、「第三舞台」の名に恥じない芝居を打ち続けること、それらに一生懸命になっていた時間を越えてしまったのだと思います。
その結果、鴻上は「演劇とは何か?」という疑問を胸に、イギリス留学をすることになります。
どのような結論を得たのかはわかりませんが、一年間の留学の後、「ファントム・ペイン」を最後に、「第三舞台」は多くのファンを抱えたまま、10年間封印することとなりました。