このサイトでは、鴻上尚史(こうかみしょうじ)の紹介を中心に、 彼の今までの生きてきたプロセスや主催した劇団、「第三舞台」について、そして彼の著書について述べています。
鴻上尚史について関心を持っていただければ幸いです。
06 おススメ本
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「スナフキンの手紙」(白水社)
この話には、「メリハリがある」という感想、そして賞を受賞するに値するだけの強いメッセージ性があると感じています。
私が鴻上尚史の本を読み漁るようになったきっかけになった本でもあります。一読すれば彼の戯曲とはこういったものかと把握できることと思います。
というのも、この戯曲が鴻上尚史のカラー、原点のような気がしてならないからです。
緊迫とそれが解ける一瞬の連続、お芝居で言う場面転換という名の、その場を支配する世界の移り変わりのスピードに圧倒されます。そのめまぐるしさの中で登場する言葉ひとつひとつがいつまでも心に残り、読者自身の心の内に秘めたものを代弁してもらっているような感覚になります。
(物語の説明)
今の日本のパラレルワールドを舞台に、立場も生き様も異にする3組と1人の男女が出会い、繰り広げられる物語です。その世界では内戦が絶えず起こっていましたが、その中でも確たる意志と秘密を持った人間たちが登場します。
一見なんの関係も持たないはずの彼らが、実は密接に関係を持ち、そのことからついには世界を飛び越えます。
それまでのプロセスを、軽快な言い回しやお笑いを交えながら強いメッセージを込めて送る物語です。
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